海洋プラスチックごみ
社長ブログ/2018/04/07
今日フェイスブックを見ていたら知り合いの投稿に下記リンクのニュースが出てきた。
最近色々なところで出てくる海洋ごみの問題です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180405-00010004-binsider-int
詳しくはリンク先の記事を読んでもらえば良いのですが、これは非常に大きな問題だと思っています。
私たちの業界からは切っても切れない問題ですし、リサイクル業者も問題の原因になりえます。
先日ネット検索をしていたら同じような問題記事があり、それには映像も添付られていて魚や海鳥の胃袋からプラスチック片が出てくるところやウミガメの鼻にプラスチックストローが刺さっているショッキングな映像でした。
こういったものを見るとやるせない気持ちになりますよね…
しかし原因は我々地球上全ての人にあると思います。
ですから問題解決も誰かがやるのではなく地球上全ての人がやらなくてはいけない事だと感じています。
昨年より廃プラスチックの中国輸出がストップしました。(完全に0ではありませんが、ほぼ0に近いです)
これにより弊社の様なプラスチックを取り扱っている業者は大打撃を受けているわけですが、この問題の根底にも上記ニュースにかかわる環境汚染があります。
写真はある国のプラスチックリサイクル工場の写真ですが、ご覧の通りの環境で回りにはPPバンドが山のように積まれています。
工場周辺にはいたるところにPPバンドが散乱しています。
これもまた別工場の外にある廃プラの保管状況
どこに何があるのか全く分からない状況…
しかも露天なので風が吹けば軽いプラスチックは舞ってしまいます。
上記2枚はほんの数年前の状況
こういった所から流れ流れて海洋に行きつくことになるでしょう。
もちろん海水浴に行った人が出したプラスチックもあるでしょうし、釣りに行った人が出したものもあるでしょう。
残念ながら平気でポイ捨てする人もいますしね…
また、故意ではなくてもちょっとした瞬間に強風で飛ばされてしまった物もあると思います。
でも結果的にまわりまわって自分の首を絞めていることにつながる…そう思うんです。
誰のせいというのではなく、全ての人が原因の一つであると考え、全ての人が出来ることから取り組んでいく。
といったことが重要だと思います。
ですから弊社では10年以上も前から天竜川水系環境ピクニックにも参加していますし、自主的に工場周辺のごみ拾いも行っています。
ですが、この記事を読むともっともっとやるべきことがあるなと強く感じました。
皆さんもこの記事を読んで何かアクションを起こしてほしいと思います。