エシカル消費って?
社長ブログ/2020/02/05
皆さん、こんにちは。
早いものでもう2月になってしまいました…
今年は究極の暖冬ですね…
こんなに暖かい冬は恐らく生まれて初めてかと思います。
世界的な異常気象は待った無しで自分たちの生活を脅かしていることを現在進行形で体験していることになります。
おまけにコロナウイルスの蔓延。
波乱含みの年明けで今年一年いや今後の世界がどうなるのか心配です。
さて、皆さん「エシカル消費」って聞いた事ありますか?
僕もこの半年ほどで知った言葉です…笑
ちょっとネットで調べると沢山出てきますので調べてみてもらった方がよくわかりますが、
「エシカル」とは「倫理的な」といった意味があり、直訳すると「倫理的な消費」をするってことになるかと思います。
この二年ほどで急速にSDGsのリングと言葉が普及しており、それと共にエシカル消費って言葉も普及しています。
皆さんは物を買ったり、サービスを受けたりする消費行動をする時に色々な要素により購入決定していると思います。
例えば美味しい、ブランドだから、好きな芸能人が身に付けていた、安いから、などなど…
そういった消費の選択要素の一つにエシカル(倫理的)な要素を入れようという動きです。
携帯電話や充電用の携帯バッテリー、電気自動車など多くに使われているリチウム電池を例に挙げてみます。
例えば携帯電話充電用に○○電気に携帯バッテリーを買いに行ったとしましょう。
その時のバッテリー選択には人それぞれ色々な要素があると思いますが、
バッテリーを購入することで皆さんが児童労働(児童強制労働)へ加担していると知ったらどうでしょうか?
実はリチウム電池に使われる希少金属コバルトの採掘には児童労働が行われているのです。(僕も最近知りました)
知らず知らずのうちに自分の消費が遠く異国の自動強制労働に加担しているのです。
では採掘にコストをかけ児童労働を一切しないコバルトを使用したバッテリーを作る。
すると間違いなくこちらの商品の販売価格は先のバッテリーより高額になります。
同じバッテリーでも両者が並んでいた時に価格の高い電池(児童労働に加担したいない方の電池)の方を選択しよう!っていうのがエシカル消費です。
上記の例は非常にわかりやすい例ですが、今後の消費行動の中にはこのような事が必ず含まれてくると思います。
また、製造メーカーの原料調達にも同じ動きは出ますし、世の中の様々な部分に出てくる話だと思います。
ただ安ければいい、かっこ良ければいい、美味しければいいという時代は終わっているのかもしれません。