単価…
社長ブログ/2011/02/25
先日、ある企業様を訪問させていただいた時にその企業様が委託している現状の廃棄物処理単価を教えていただいた事が有りました。
関東にある企業様ですので遠い長野県の私に気安くOPENにしてくれたのですが、その単価の安さにあまりにも驚きました。
あまり詳しくは書けませんがその単価は明らかに赤字か赤字ギリギリだろうと思われるもので、良くこんな値段付けたな…と率直に思いました。
世の中デフレデフレと大騒ぎで日常品の値下がりは留まる所を知りません。(最近は資源価格高騰でインフレ傾向ですが…)
ただ私個人は廃棄物処理に限っては安ければ良いってものではないだろうと常々感じています。この業界においては安かろう悪かろうが当てはまると思っています。
も ちろん企業努力としてコストダウンを図り、お客様に最大限のメリットを提供する事は当然ですが、適切な利益を頂戴し、スタッフのレベルアップのための研修 を行ったり、危険の無いよう定期的な機械点検・補修、より高度な人材を確保するための給料形態の見直し、etc…目先の利益のみならず将来的な投資を 行うためにも適切な利益確保は絶対必要だと強く感じました。
将来、素晴らしい若者が入社したくなるような企業に育てるためにも利益確保は必要です。
今回の目の当たりにしたこの激安単価企業の将来を見た気がしました。