パナソニック、為替介入、米金融破たん…
社長ブログ/2011/11/01
今朝は書きたい事が沢山ありました。
まず、昨日政府・日銀が円売り介入しましたね…連日の円高傾向で私個人もどこまで円高進むの??って危惧してましたが、ついに介入。一時は79円半ばまで円安に振れましたが夕方には77円まで戻ってしまいました。きょう以降どうなるんでしょうか?
方や米国、欧州は札束をどんどん刷っている。対岸で日本はそれほど刷っていない。となるとドル、ユーロ安、円高になるのは当然の流れなんでしょうかね?
つづいてパナソニックのテレビ事業縮小のニュース。これもショックでした。パナソニックといえば一時は世界No.1のテレビ販売を誇っていた企業です。これがテレビ分野を縮小するのですから相当テレビを取り巻く環境は厳しいのでしょう。
現在は韓国のサムスン、LGがテレビ販売台数のトップ2ですが、それでもかなりの薄利で採算取るのが厳しいとのこと…この薄利であるということが事実であれば、デフレというか価格競争の行く末って恐ろしいですね。
誰かが適正な利益を度外視した価格を付け始めると結果的にこのような結末が待っている…適正な価格で商売をしたいと思うニュースでした。
最後に米国のMFグローバル・ホールディングスが経営破たんという朝一番のニュース。記事によると影響は限定的だとの見方ですが、本当に大丈夫か心配です。
欧州のソブリン債への積極投資が原因とか記載されてましたが、米国には上記以外の地銀等金融機関も経営困難なところが相当あるようなので今回の影響が大きくならない事を望みます。