アベノミクスの行方
社長ブログ/2013/01/10
昨年末の選挙前から新政権の経済政策への期待及び米国の財政の崖回避、経済指標の底入れ感からのドル買い円売りによる円安、株高傾向が続いています。
新政権発足と同時に安倍新内閣は矢継ぎ早に経済政策を出し、世間では連日「アベノミクス」を目にします。
これは一見、明るく良い事なのですが、実体経済はまだまだ厳しい状態です。
問題はこの状態が半年、一年と継続し、実体経済へ波及してこない限りは意味がありません。
私たちの商圏である長野県南信地方における製造業は非常に厳しい状態が昨年後半から続いていて、週2回も一時帰休をしている企業さんも有りリーマンショックの時よりも酷い状態です。
新政権にはこのような状況を本気で危惧していただき、三本の矢(大胆な金融政策、機動的な財政出動、民間の投資を引き出す成長戦略)を確実に実行し、実現してほしいと強く思った新年のあいさつ回りでした。
この長期の最低状態からはもう上しかありませんので上を見てガンガン進んで行くのみですね!!