不法投棄防止対策協議会へ参加してきました。
社長ブログ/2017/03/07
先日、表題のような非常にイメージの悪い不法投棄に関する協議会に参加してきました。
上伊那地方事務所の講堂で行われたこの会議には上伊那地方事務所の環境課、農政課、建築課、中川村、飯島町、駒ケ根市、宮田村、伊那市、南箕輪村、箕輪町、辰野町、各地域の不法投棄監視員、それと長野県循環資源保全協会南信支部(敬称略)の方々で開催されました。
各市町村の不法投棄の現状と対策事案の報告、各監視員の取組状況と現場での状況報告、それから我々廃棄物処理業者の意見を出し合い不法投棄を減らす方法などを話し合いました。
私は資源循環保全協会の青年部会長という立場であったので参加させていただきました。
不法投棄の現状ですが産業廃棄物の不法投棄より一般家庭ごみの不法投棄が圧倒的に多く、いわゆるコンビニ袋に入った家庭ごみの不法投棄や粗大ごみの不法投棄が多いようです。
これに対して各市町村監視員の巡回やカメラの設置、住民からの通報で対応しているようで、取締りの状況はどうかと言いますと毎年罰金刑など取り締まられている状況でした。
私個人的にはダミーカメラの設置は不法投棄場所の移転にしかならず意味のないものだと思っているのでその事を伝えるとともにしっかりと取締り、取り締まっている状況を広く世間に知ってもらうことが大切ではないかと伝えさせていただきました。
結局ごみを捨てる人って大概決まっていて、その人たちが取締られる危機感とか罰金の重さとかを知ることが一番近道なのではないかと感じています。
しかしごみ袋に入れられた家庭ごみの不法投棄はホント減らないですよね…悲しい事です。