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余った塗料・ペンキはどう捨てたらいい?
※ご注意事項※
このページの内容は2025年1月現在の情報です。変更される可能性もございますので、ご利用の際は、各自治体や企業様のWebサイトで最新情報をご確認ください。
DIYなどで余ってしまった塗料の処分方法が分からず、そのまま放置していませんか?やり方が分かれば実は意外と簡単・・・でも誤った方法で処分すると環境汚染や自然発火を引き起こす危険性があるので、正しい知識を身に着けて適切に処分しましょう!
1、塗料を捨てる際の注意点
塗料には有害な物質や引火性の物質が含まれており、処理の方法を間違えると環境に悪影響を及ぼすだけではなく、火災事故につながる危険性があるため注意しましょう!
排水溝に捨てない
余った塗料を排水溝にそのまま捨てると、排水管の中で塗料が固まって詰まりの原因になったり河川や海などの水質汚染に繋がったりする恐れがあります。
塗料だけではなく、油性塗料を薄めたり洗浄したり際に使われるペイント薄め液なども有害性があるため処分には注意が必要です。処分の際は、塗料固形剤などで固めるようにしましょう。
塗料がしみ込んだ布や紙は放置しない
塗料がしみ込んだ布や紙には原料に油類を含んでおり、それらが空気と触れて塗膜を形成すると、酸化反応により酸化熱が発生する恐れがあります。こもった酸化熱は増幅し、自然発火に繋がってしまいます。
そのため、塗料を布や紙でふき取った場合、その布は山積みにしたり、ビニール袋などにそのまま入れたりしないようにしましょう!
万が一、塗料ラベルにあるGHS絵表示「引火性/可燃性物質」と記載のある場合、自然発火の危険性があるため、ふき取りに使用した布切れは以下の方法で処分しましょう!
➤塗料を拭きとった布や紙は山積みにしたり袋に密封したりせず、十分に水に浸して、水を十分に含んだ状態で燃えるごみに捨てましょう!
➤すぐに処分ができない場合は、水を入れた容器などに浸し、水が蒸発しないようにしましょう!
液状のまま捨てない
塗料を捨てる際の基本ルールは、必ず十分に乾燥させることです。
液体状の塗料をそのままゴミとして出してしまうと、【収集車内で漏れ出て収集車が汚れてしまうおそれ】や【火事の原因になる】リスクがあります。
塗料を捨てる前には、風通しの良い場所でしっかりと乾燥させましょう。
喚起の悪いところで作業しない
必ず喚起の良いところで作業を行うようにしましょう。
喚起の悪いところで作業をすると、塗料に含まれるシンナーなど有害物質により体調を悪くしてしまう恐れがあります。また、マスクや手袋の着用も忘れないようにしましょう。
2、余った塗料の処分方法
塗料を処分する際には以下のいずれかの正しい方法で処分しましょう。
自治体に回収してもらう
自治体によって処分のルールが異なり、そもそも回収を受け付けていないケースもありますので、事前に確認しましょう。
余った塗料が少量の場合
①二重にしたビニール袋の中に不要な新聞紙やキッチンペーパーを敷く
②敷いた紙に余った塗料を全て塗り広げて乾燥させる
③乾いたら燃えるごみとして処分する
余った塗料が大量の場合
①残った塗料をバケツなど大きな容器に集める
②説明書の指示に従って、塗料固形剤を混ぜる。
かき混ぜ続けて、固形化させる。
③ごみ袋の中に新聞紙やキッチンペーパーなどの紙を敷いて、そこに固まった塗料を広げる。
④乾燥させる。
⑤乾燥したら、新聞紙や布で包んで、燃えるごみとして処分する。
※基本的に塗料固形剤の多くは水性塗料・油性塗料の両方に対応していますが、中にはどちらか一方しか使用できないものもあるため、購入時には注意しましょう!
ただし、約半数の自治体は塗料の回収を受け付けていません。
例:伊那市・箕輪町・辰野町etc…(引き取り不可。販売店・処理業者へ依頼)
塗料専門業者に回収してもらう
処分費用は負担する必要がありますが、自宅まで回収に来てくれる・液体のまま残ってしまった塗料でも古く固まってしまった塗料でも回収可能など手間なく不要な塗料を処分をすることができます。
不用品回収業者に回収を依頼
一気にまとめて処分したいという方は不用品回収業者に依頼するのがおすすめ!!
塗料だけでなく、他の不用品の処分にも対応いたします。
お客様ご自身が工場に持っていく或いはお客様のご自宅まで回収に伺うという2パターンございます。
Greanでも塗料の回には対応していますので、是非ご検討ください。